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「いいね！」で利用者の信条や性癖が明らかに,与党の保守・国民党は４３％にとどまった？英ケンブリッジ大学の心理学者マイカル・コシンスキ氏率いるチームの研究によると、交流サイト（SNS）の米フェイスブックの利用者が「いいね！」ボタンを押すパターンを分析すると、利用者の政治的ないし宗教的見解、薬物使用の有無、離婚歴の有無、それに性的指向が利用者の気付かぬうちに分かってしまう可能性があるという。米国のフェイスブック利用者5万8000人を対象にしたこの研究は、米科学アカデミー紀要（PNAS）に掲載された論文で、微妙なパターンや関係性を探ることを目的にふるいにかけた膨大なデジタルデータ群を分析する中で台頭しつつある理論に基づいている。専門家はインターネット検索や簡易ブログのツイッターのメッセージなどの情報を分析した。専門家たちは、この研究が「デジタルデモグラフィックス（デジタル動態統計）」の持つ能力と危険性を浮き彫りにしていると指摘している。デジタルデモグラフィックスは、標的を絞ったオンライン広告のカギになっている,ただし、選抜高校大会、全国高校選手権大会は日本高校野球連盟の要望により除かれた。研究を率いたコシンスキ氏は、「人々は『いいね！』を共有することで、非常にプライベートな話題も共有しているとは認識していない」と述べ、「『いいね！』を基にした予測は極めて微細で極めてプライベートな領域にまで達する」と指摘した。フェイスブックの10億人の利用者は、映画や著名人から、自分の友人が投稿した飼い猫に関するコメントに至るまで、あらゆるものに「いいね！」ボタンをクリックできる。研究対象になったユーザーが押していた「いいね！」の回数の中央値は68回だった。>>全文は、jp.wsj.comへ（記者：ROBERT LEE HOTZ)